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言いたい・聞いてみたい けど・・・(精神科受診)

何か言いたげにこちらを見ている女性

自分の伝えたいことを伝えられないという話を聞いたり、自分もそういう場面に遭遇した
こともあるけど、どうしようかと思いますよね。

私がそれを感じていた場面の1つが精神科・心療内科を受診するとき。
なお最初の頃、身体・精神症状がかなり強く出ているときは、そこに行くのがやっとで、
先生に伝えたいことが伝わったかを気にしてる余裕もなかったり、または症状がハッキリ
しているが故にこうこうこういうことで困っているというのが言い表しやすかったりした
のですが、難しいなと思うのがその時期をちょっと越えてきたとき。

いわば急性期を過ぎてきてよく言えば少し落ち着いてきたかなぁ ぐらいの状態なのですが
変化が少なくなってきたことでそれをどう伝えたらいいか分からなかったんですよね。

この2週間どうでしたか? と言われても、まあ薬飲んで寝てるのは寝てるし、食事は
だいたい食べてるかなあとはどうかっていっても家から出たり出なかったりだし

って感じでせっかくの診察なのにもったいないような気がしてたけどどうすればいいのか
よく分からず。

そんなときに「診察室で話すこと」みたいなワードでネットで検索してみたことがありました。

そこで出てきたのがメモを用意しましょうという方法。たぶん色々やり方があるんだと
思いますが、私が行ったのは体・心・睡眠・薬などの項目に分けてそのときの自分の状態
を書き出す方法です。
仕事しながら治療してる方は「仕事」とか、ストレスによって何かに依存してしまう方は
その対象を項目に加えたりしてもいいのかもしれません。
それを活用するようになってからは診察室で話す内容に迷うことが少なくなりました。
どうしても口下手で・緊張してしまって
いいですし。

習慣付いてくればメモがなくても話ができるようになってきたりするし、考え方を整理する
練習にもなっていたのだと思います。地道に、地道に、でもやっていくうちに前回よりかは
少し楽にできるようになっていく、という感じで。

ほんとに家にいる時間が長くて仕事もしてなくて、それでも診察に通い続ける日々は地味なもの
でしたが、自分のことだから自分でアプローチできると思えばよりよくするために何ができるか
を考えるようになります。

そうすれば、次のSOSも伝えやすくなる、はず。

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