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私のひきこもり時代とお金

メモ帳とペンを用意してお金を数える人

さっきまで強烈な眠気と闘ってたルビです。
今日書こうと思い立ったのはひきこもる前後のお金の使い方。みなさんはどう
やりくりしたり、全体的な金額を把握したりしてるでしょうか。

最初に就職したときは十数万円の手取りの中で欲しいものを買うのにどのくらい
お金を使うか、毎月にならすといくらぐらい必要かを様子を見ながら割り出して
いって、自由に使える額をだいたい決めてそれに沿って使うようにしました。

根がケチなのもあって(笑)自由に使えるからといって給料の全額を使っちゃった
というようなことは無かったと思います。
お金の配分がなんとなく分かってきてからは家にもお金を入れるようになりました。

ひきこもったのはその数年後、ストレスから適応障害を発症したことがきっかけ
で最初は休職していた状態にありました。

それまでは会社で健康保険に加入しているので病気で休職すると傷病手当金と
いう制度を利用することができ、それまでのお給料の約2/3を受け取れると
いうことだったので、そのときは病気のことはともかくとしてお金についての
不安は大きくなかったというかひとまず考えなくてもよかったのが助かりました。

傷病手当金は最大1年6ヶ月の間受け取ることができるので、社内規定で定められた
休職期間はその間に満了ということになり、完全に退職してからも月に1回、書類を
郵送して健康保険協会からお金が振り込まれる、という流れになっていました。

そしてそれが無くなると今度は自分の貯金を切り崩す生活になります。実家に住んで
いるので住まいや水道光熱費の心配はいりませんが、ここにくるといよいよ金銭面で
の不安や課題が現実のものとなってきます。

ひきこもりというのは終わりの見えないものです。私も10代のころから対人関係の
苦手意識をもってはいましたが、それでもひきこもりたくてひきこもっている訳じゃ
ない、どこで何がどうなってしまったんだろう、そんな暗い気持ちにもなりましたが
不安は無限でもお金は有限です。ならばこれは一度計算してみた方がいいんじゃない
かと思い、退職して年金とか健康保険が切り替わったのを機に試算をしました。

試算と言っても項目はざっくり、上記の年金・健康保険、通院にかかる費用、自分の
こづかい、
といった具合で。
その結果、このまま働けなくても3年ぐらいは無職生活を送れそうだということが
分かりました。

それならあと3年はその無職生活を楽しもう、と考えるようにしました。もちろん
意識は急には変わりませんが、それでも不安に苛まれてこれ以上調子を落としても
しょうがないので。

実際、平日に自由に動くことができるメリットは大きく、弟の送り迎えをしたり、
すいている時間にショッピングや外食ができたりして心理的に負担になりにくい
形で少しずつ外出の機会が増えていきました。

その間貯金は減っていきましたが、マネー本とか自己啓発の本?も読んだりして、
人生こんなこともあるもんなんだな..と俯瞰で捉えるようにもなり、その後
紆余曲折を経て貯金が残ってる内に今の職場に入りました。

これは私のパターンで皆さんはまた違った困難さがあると思いますが、一つの
エピソードとして見てもらえればと思います。

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