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「やりがい」はつくれる

今日はどちらかといえばスローな感じの一日だったルビです。

私は障がい者支援施設で働いているのでその様子を尋ねられることがあります。

基本的には食事やトイレの介助をするほか、その人に合わせてやりたい活動が
できるようなお手伝いをするところですよ、と伝えています。

多くの人は高齢者の介護についてはだいぶ身近に感じておられると思いますが、
障がい者の施設についてはあまり見たことない・どんな場所か分からないという
人も多いかもしれませんね。

障がい者の方も知的・精神・身体といろいろありますし、何を支援し、どこまで
は本人に任せて見守っていくかというのは経験していかないと理解しにくい部分
ではあります。

もっとも、それは高齢者介護でも同じだと思いますが。
自立度を保つため、できることはまず自分で行っていただくというのが近年は
 スタンダードになってきています

温かく見守る気持ちと、本人にどこまで出来るようになってもらえるか、そのために
どう教えるか・言葉かけをするかを試行錯誤する日々ですが、それが利用する方達の
これからの人生にいかせることを願っています。

人を育てるというか、その根っこのようなところをこれだけじっくり取り組めることって
なかなか貴重な経験じゃないかと思います。

親は子に育てられる という言葉もあるように、私が育ってきたのもこの環境が
あったからこそ。

私が成長すればうまくいくんだ、という思いは一旦脇に置き、毎日とにかく目の前の
状況に向き合う心積もりを持ち続けること、それがその場における自分の動きの軸を
作っていってくれると考えてます。

それが積み重なって歯車が合ってくれば、いわゆる 「やりがい」 というものに
なっていくんじゃないかな~。

そうやって育っていくまでにどのぐらい時間がかかるかも人それぞれ。

まあ、お仕事も多種多様なので頑張ってもどうにも自分にとっては続かないな、と
いう仕事もあると思いますが、表面的なところだけでなく、その仕事や職業をどう
捉えるか みたいなのがなんとなく分かるぐらいまで続けてみるのはアリなんじゃ
ないでしょうか。

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