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前の仕事を辞めたときのつらい記憶

帰宅中ふと思い出したのは前の仕事でつらかったときのこと。

覚えなきゃいけない仕事が増どうしても苦手で、新しい機械の入れ替えもあったり、
年数が経てばいろいろ任されることは多くなる。

ついていけないかもしれない、でもどこにどう相談していいか分からなくて、そのうち
心が閉じていっちゃったような状態に。

職場や周囲の部署の人との人間関係は悪かったわけではないのです。むしろかわいがって
もらってた感じもある。

ただ、混乱してきた、もしくはその手前でどうすればいいのか分からなくなってきた
というような戸惑う気持ちを伝えることができなかった。

周りは私より仕事ができる・経験値がある方達だったので、それで言いにくかったのかな。

私も今より自分のことを表現するのが下手だったとも思うし。

モヤモヤしたものが積み重なって悩みになり、さらにそれに伴う
つらい気持ちが頭全体に広がったような。

周りの人には話しても分かってもらえないんじゃないかというより、このままだと
危ないかもしれないんだけど、それをどう伝えたらいいのか分からない
という思い
が勝っていたような気もしています。

人に話す、という選択肢がそもそもなかったというか。

たら・ればを考えればキリがないけど、それでも救いなのはあのとき仕事を辞めたことに
ついて、自分としては正しい選択だったんだろう と納得できていること。

辞めるまでの一連の流れについて、こんなことがあった、あのときはこう考えてたね、と
そこにまつわる自分の気持ちを、時間をかけて消化してこられたんだと思うのです。

つらかった思い出には変わりありませんが、あとからその受け止め方が変わってくる
こともあります。

時間がかかることもあるし、人の手を借りないといけないこともあるけど、こういう
変化の仕方もあるんだと、どうかそれは知ってほしいと思ってます。

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