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手帳ナシでいくしかない

考えて手帳ナシにした

ルビです。私はASD(自閉スペクトラム症)のグレーゾーンなのですが、そのうえ
かなり程度は軽いということで精神障害者保健福祉手帳(1~3級)には該当しない
だろうといわれ、手帳は取得していません。

なお、もし手帳を取得するのであればしっかりと準備を整えて「これなら通るだろう」
という状態で出すのが望ましいことです。何度も出すのは大変だろうから。


本人も保護者もメリット・デメリットを理解しておくことが必要だし、主治医にも診断書を
書いてもらうので、そこもよくコミュニケーションをとって、それぞれの項目にチェックを
入れてもらう必要があります。
診断書自体もお金がかかりますしね。

私の場合、主治医は発達障害が専門ではないので、自分は手帳を取るとなったら診断書を
書けないと思う、と言われており、他の病院を探してまで取りたいか・そこまでの行動を
起こせるエネルギーがあるかと考えると、ちょっと...となってしまい、それもあって
結局手帳は取得しないという結論に達しました。

ただ1回ひきこもったとき次の就職を見据えた際に手帳がなくて大丈夫だろうかと
相当不安な気持ちだったのは確かです。

働きたいけど、働くのがこわい という状態だったので回復はしてきている気がしても、どこまで
持ち直せば就職活動に取り組めるのかも分からないし、業種も職種もいまいちピンとこないかも、
と感じてました。

とりあえず就労支援をしてくれるところに通っていくつかの作業や職場体験を通して、これは
好きじゃない・難しいと感じることを除外して考えるようにし、最終的には母を通して紹介で
今の介護の仕事にたどりつきました。

でも現在の職場で働くことが決まるまでに、手帳ナシでいこうという覚悟ができてたかと問われると
最後の最後まで出来てたわけじゃないような気もします。

ただそれまでに病院にも行ってるし、カウンセリングもしたし、就労をサポートしてくれる人たち
とのつながりも持てたことから、「何かあったときに相談はできる」という心の準備ができてきた
ことはかなり大きかったです。

不安そのものはすぐ減らなくても、他でつながりを持てたり、安心材料を得られるとちょっとは
違ってくるという感じかな。

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