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会報誌「たびだち」を読んで

KHJ全国ひきこもり家族会連合会が発行している会報誌(年4回発行)
を購読しています。

今回、メインテーマが「8050を生き抜く~今できることは何か~」ということで
自分自身と照らし合わせて読んでいました。

私は現在30代前半で就労はしていますが実家暮らしで、経済的に一人暮らしするにはやや
不安もあります(家賃の低いところを探せばやっていけないことはないのでしょうけど。
母もどうしてもやりたいときにはチャレンジしていいんだよとは言ってくれてた)。

また、今の家を維持していくのに固定資産税とかがどのくらいかかるかとか、そういう話も
したことがない。

今回インタビューに答えていた当事者の方によると、何をしたらいいか分からなくても役所に
行くことができれば分からないなりに手続きの仕方はいろいろ教えてくれる、のだそう。

ただ私は弟が日常生活においてかなりの範囲で介助が必要な障がいがあり、自分のこと
だけでない難しさもある。

結局はお金をどれだけ残すかというよりいまのうちにサポートを担ってくれる人とどれだけ
つながっていけるかが大事だとも書かれていました。

たしかにお金があっても手続きをするのは私たちで、お葬式はどうする?どのへんまで親戚
を呼ぶの?に始まり、相続をするために必要なものとか、もっといえば日常の「こういう時
どうするんだっけ」という疑問に答えやアドバイスをくれる人って家族以外だとどこにいる
のかを考えるとそこが課題だな(・・;)

そしてそれを生きているうちに両親とどれだけ共有できるか、これからの自分が生きるヒント
をもらえるかはカギになるんだろう。

でも日常会話はできてもそこをどう聞くか、がまた難しいかも。生きているうちは親も
サポートを担ってくれる人のひとりではあるけど、日常会話と将来についての話は別物
で、多少の不満はあれど、今の他愛ない会話ができている雰囲気を壊したくない気持ち
がお互いにあると殻を破るのが・・ね。

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