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半自立、を支えてもらいたい

ルビです。今日の記事は昨日の続きみたいな感じです。

一旦ひきこもりになって、そこからのゴール(一応の)として何があるかというと、
自分にとって無理のない範囲で生活ができるということなんじゃないかな。

ゴールは就労なのでは?とも言われますが、それは心が元気になってくると
だいたい何かしらの物欲が出てくるという人が多いと思いますので、
欲しいものを買いたい → そのためにお金稼げたらいいな
となって、結果的に選ぶ人が多いというだけの話だと思います。

でも実際そこに行くまで、特に就労への足掛かりをつけるとなると年単位の時間が
かかることも少なくありませんし、気分や体調の波に慣れていくだけだって難しい
部分はありました。

ただ、最初にひきこもるというか、家から出にくくなったときに効果的な対処の仕方を
見つけられるか、私の場合でいうとカウンセリングや病院などで相性のよさげな先生と
出会えた、ということが重要なことでした。

そういった選択肢を家族がアシストしてくれたり、ご家族自身が適切なサポートに
つながっていったりすればいいのですが、そういうご家庭ばかりではないようです。

そのときに「あ、このままではうまくいかない」と本人や周りが気づいても、経済的な
事情などから家庭にとどまらざるを得ないとなると、家から出る気力が湧きにくかった
だけだったのが、ひきこもり、として定着していってしまうと言えるのかもしれません。


私の場合は仕事に行けなくなったときに家族(ここでいう家族は両親。妹には両親に
伝えるギリ直前に話した)からは事情は聞かれたものの、特に責められることはなく、
その後も概ね見守る姿勢でいてくれたこと、障害がある弟がいてその送り迎えをして
いたことで外の世界と接点があったことなどから、もしひきこもりの人が入ることの
できるグループホームがあったとしても実家で生活するのと比べてどちらを選んでも
いいんじゃないかという判断になった気がします。

もし今住んでいる家で家族と生活し続けるのが本人にとっていい影響を及ぼさない
だろう、ということが明らかになった場合、医療・福祉とのつながりがまだ手薄な
ひきこもりの人にとって、どんな選択肢があるのか
ということです。

もちろん精神的にも体力的にも極限状態であればひとまずその場で体を休めるとか、
場合によっては入院するとかもあるだろうけど、一番しんどい時を脱してなお家族と
ともに家にいるだけでは糸口が見えないというとき、住まいと食事、それに相談体制
といったサポートが一体的に得られる場所があってもいいのかな、と。

もちろんカウンセリングとか相談に誰がどのタイミングで関わっていくかとか、色々
課題はあると思うのですが、そこでひきこもりがちだった方が少しずつ自分の思いを
出せるようになっていくと、そこが自立というか、自分らしく生活するための第一歩
なんじゃないかと思います。

タイトルで半自立、と書いたけどこの自分の思いを表せる状態であり、家の中での
生活動作がある程度成り立っているのを私は勝手に半自立だと思っていて、就労を
含むにしても含まないにしても自立の前段階としてまずここを目指していければと
考えています。

今日は長くなったけど、そこへのサポートも必須だと思います。

そして、私はこれから何を目指していけるだろう。

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