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本の紹介 ー カウンセリングのすべてがわかる

対面で話し合う人のシルエット

今日はお腹が張る感じが強いので食事は控えめにしているルビです。

先々週から図書館で借りて読んでいる本のひとつが「カウンセリングのすべてがわかる」
という本。
技術評論社発行で、【ぐっと身近に人がわかる】というシリーズの中の一冊です。

発行されたのは2011年ということで少し前ですが、カウンセリングに対する入門編、と
いった感じの知識に触れたいという人にとっては読みやすい本なのではないかな~と
思います。

目次を見ていくと ◇カウンセリングってどんなことをするの? ◇どこで受けられるの?
といった相談者側から見た面談そのものに対する疑問から、 ◇学校や産業領域における
カウンセリングってどんなもの? ◇森田療法ってどんなものですか?といった広い意味
でカウンセリングに関することまでさまざまな執筆者によって1、2ページほどに
まとまって解説されています。

ちょっと面白いなと思うのは、 ◇人の心が見えるような、行動を先読みするようなことは
可能ですか? や ◇キャバクラやホストクラブとはどこが違うのですか? といった目次
もあること。

なおカウンセラーだから、心理学を勉強しているからといって人の心が手に取るように
見えたり、人の行動を確信をもって言い当てるといったことは不可能です。 と書いて
あります。

私はカウンセリングを受けている立場(専門用語でいうとクライアント)ですが
カウンセラーの方がどのようにカウンセリングを行っているか知るということも
いいことだと思います。

カウンセリングで行うのは、クライアントさんが自分の心に向き合ったり課題が
見えてきたときにその気づきや過程を見守るお手伝いで、直接問題を解決する
ための行動を取るわけではありません。

クライアント自身も過去の出来事や思ったことを率直に伝えていくことが大切
ですし(もちろん抵抗もあると思いますがカウンセラーの方にとってそういう
情報も必要なのでできる限り伝えるということです)、日常での振り返りを
自分自身で行うことが次回以降のカウンセリングにもつながるはずです。

それで最終的にはカウンセラーの方がいなくても自分の課題に対処できることが
増えるといいね、ということです。

私も今受けているカウンセリングについて『終わり』は定めていませんが、
何か問題が起きたり、つらいと感じたときに自分なりの応急処置ができると
いうか、全体的な落ち込み方の波を抑えることができる回数は増えてきたと
感じています。

通院も続けているので純粋にカウンセリングだけの効果ではないかもしれませんが
自分と向き合うことに関してカウンセリングの果たす役割は大きいと思います。

ということで、本の紹介は初めてだったかもしれませんが、興味のある方は
読んでみてください。

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