遅い時間に失礼します。ルビです。ひきこもる前・ひきこもっていた頃 ともに
「どうして私はこんなところにいなくちゃいけないんだろう」と感じていました。
おそらくそれぞれ違った感情がベースにあったと思いますが、なんでこうなった
のか分からないし、抜け出す方法を知りたいけれど答えがつかめない、と感じて
いた気がします。
ひきこもる前、就職して半年~2年ぐらいまでの間は仕事場での1日の動きにも慣れ、
ある程度職場の中で何がどこにあるのかも分かるし、ひとりでできる業務が増えてきて
他の場所を回って検査をしてくる仕事や、備品を受け取ったりゴミを出しに行く時間は
「自分ひとりの時間」としてのんびり(気持ち的な意味で)こなせていたと感じてます。
ただ、その後スキルアップのため新たな検査を実施できるようになるためのトレーニング
が始まるとそれについていくのが想像以上に困難だったのと、一緒に働く人の入れ替わり
があったりしたことで徐々に気持ちが不安定になっていきました。
そこからは電話で悩み事を相談できるダイヤルにかけて自分のことを話したり、精神科や対面で
話を聞いてもらえる場所があるか探したりして、どうにかカウンセリングとクリニックの受診に
こぎつけ、自分なりに外に助けを求めていきました。
最終的には退職となりますが、もちろん最初からそうしようと思ってたわけではなく、最後のほう
まで結論を出せなかったがゆえの退職という感じです。
それで仕事からは離れられて、でももちろんそれですぐに楽になるわけではありません。体調不良は
しっかり引きずってますし、眠剤に頼らないと寝れなかったり、お金が入ってこなくなる不安という
のはずっとありました。
幸い実家暮らしで住むところはあるけど、この世の中に自分の居場所がないんじゃないかとずーっと
考えてました。男に生まれていたら、あと10年世代が違っていたら、など違う立場だったらどんな
風な人生を送っていたんだろうとよく空想していたのもこの頃かもしれない。
そんな感じで体調不良と向き合いつつ、医師やカウンセリングの先生、生活や就労支援機関の人達と
対話を重ね、今までのことを振り返って考えたり空想したり、どうにか今後のことをイメージしよう
ともがいてました。
まあ、もがいてる間は見つからなくて当たり前なんだろうな。自分で自分のことをうまく認識できず
ただただ体力・精神力を減らしていく時間はしばらく続きますし。
そんな消耗した状態で先のことを考えたり、大きな決断を下すことなんてハードルが高すぎます。
どうしてこんなところにいなくちゃいけないのか じゃなくてそこじゃないといけない理由がなにか
あるってことなんでしょうね。
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