ひきこもりの人の社会参加について ~ といった文言を見かけますが
そこに至るまでのハードルがかなり高いです。
もちろん人に会って話をしたり交流をもつメリットは沢山ありますが、ひきこもっている
状態は、対人関係において恐怖感や不安感が上回ってしまっているということです。
まずは本人や親が「ひとりの世界(そのひとの世界)」を大事にしていってほしい
かなぁと思います。
自分のいる半径1mの世界が安全に・自由に行き来できて、それが自室、家の中、
外の世界と少しずつ自分なりに出ていける場所が広がるようなイメージをもって
います。
そしてそれらがまたいつでも戻ってこれる場所になれるといいなと。
金銭面で差し迫ったものがあるという人はその課題解決も同時進行でやらなければならないので
大変だと思いますが、ある程度家でひきこもれそうな人は一度ひきこもってでも自分の体勢を
立て直す、と考えて休んだ方がいいのかな、と思います。
自分の世界観の再構築、なおかつここでそれを手助けしてくれる何か…医療機関や支援機関の人
・本やカウンセリング・家族会・ピアサポーターなどと出会うことができるとより内面の理解が
進むということもあります。
社会参加よりも『社会と接続する糸口』がまず見つかれば。
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