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いま6030。そんな私の親亡きあと

ルビです。タイトルの数字と言葉だけでピンとくる方はひきこもりについて
ある程度見聞きしたことがある方かと思います。

親がいなくなったらどう生きていくんだろう。ひきこもりの人やその周囲の
人たちにとって普遍のテーマだと思います。

高齢の親(80代)が子(50代)の生活を支えている状態像を8050問題と名付けて
いますが、今私は30歳で、父と母はそれぞれ60代と50代です。
私は働いてはいるものの経済的に自立できるレベルにはなく、親がいなくなったら
この家に住み続けられるのかなあ、とか考えてしまいます。

障害者手帳を持っているわけではないので、手帳をお持ちの方に向けたサービス
は利用できないものの、相談に乗ってくれるところはあるのかな。今も時々面談
のみ利用させていただいている支援機関とはつながっていこうと思ってますが。

ただ、今自分がぽつんと一人の部屋で考えたところでいい方向に導いてくれる
材料も乏しいまま、ただただ不安だけが膨らんで普段の生活に苦しんでいても
しょうがないので、まずは自分ができることに目を向けて、ざっくりと現状維持
しつつも外にアンテナを張り、必要なところに自分の手を伸ばす練習をしていく
のがいいのかな。

「自立」って自分ひとりで何でもできるようになれ、ってことじゃないもんね。

環境を整えたり、サービスを利用して自分の生活を組み立てられるのが自立する
ということ。

障害がある人にはある人なりの、生きづらさを感じる人は感じる人なりのサポート
を得て、生活していくことはできる。お金は大事だけど、お金だけで気持ちの安定
を得られる訳じゃないかも。そして、外の世界に何をどこまで求めるのかも自分に
聞いてみなきゃ分からない。

ときどき自分の心の内をちゃんと聞いてあげる時間を作りたい。

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